山岳ガイド笹倉孝昭のホームページ

コンセプト

「基本重視」
登山の基本は「しっかりと歩く事」、クライミングの基本は「落ちずに登ること」、ビレイの基本は「墜落を確実に止めること」
情報が氾濫している現代社会において登山やクライミングを始めるときに大切なのは巷にあふれる雑多な情報から基本を選び出すことです。そして実直に基礎技術を繰り返し行うことによって習熟度を向上させることが安全な登山や事故のないクライミングへ繋がります。当スクールは脇道にそれることなく「基本重視」を心がけています。

「総合的な登山活動」
登山やクライミングは異なる様々な活動(歩くこと、地形を観察すること、計画を立てること、食事と休憩など)の集合体です。ところが昨今、個々の活動が断片化されてしまい、登山全体を通した取り組みが薄らいでいます。このことは登山者の安全性を低下させることに繋がっていると考えられます。「異なる活動の集合体」として登山全体を捉え、総合的なアクティビティーの体験を追求しています。




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プロフィール


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1966年神戸市生まれ。神戸市在住。
幼少期より生まれ育った六甲で登山に親しむ。中学生の時に母の薦めで読んだ「孤高の人」(新田次郎著)の主人公 加藤文太郎に感銘を受け、兵庫県立兵庫高校入学と同時に山岳部に所属。高校卒業後も六甲でのボルダリング、クライミング、歩荷トレーニングを継続し、国内の登山はもとより、オーストラリアのMtアラピリーズや英国スタニッジエッジでのトラッドクライミング、アメリカ合衆国ヨセミテ国立公園でのビッグウォールクライミング、カナダアルバータ州でのアイスクライミングなど幅広く活動する。
 1990年パキスタンヒマラヤ・トランゴ山域でのグレートトランゴタワー登攀とその後の救助活動は国内外で「トランゴのエピック」として取り上げられた。
2002年より山岳ガイドとして活動を開始、剣岳、穂高岳、八ヶ岳、伯耆富士(大山)などのバリエーションルートのガイディング、奥秩父小川山、広島県三倉岳、沖縄などでのクライミングスクールを行っている。
ガイド業務以外では、消防学校や各地の消防署からの依頼を受けて山岳救助技術研修を行っている。
ガイド資格など
公益社団法人日本山岳ガイド協会 山岳ガイドステージ2
独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立登山研修所 講師

主な著作、執筆
高みへ 大人の山岳部」東京新聞出版部
「山岳遭難救助技術マニュアル」社団法人日本山岳ガイド協会発行
「リムーバブルプロテクションについて」登山研修Vol21 /文部科学省登山研修所
「救助者のための確保理論」登山研修Vol24 /文部科学省登山研修所

連絡先→09033585769
eMail → outside2006@mac.com